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【2019年最新版】賃貸物件でも!IoTの導入事例とお手軽サービス5選

2019.09.26 更新

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「IoT」についておさらい

この数年、様々な産業分野で注目されているIoT(「Internet of things」=「モノのインターネット化」)。様々な「モノ」がインターネットへ接続され、相互に情報を共有して制御する仕組みのことを指します。研究分野では1980年に似た概念が提唱され、その後約30年でコストや技術や通信環境などの条件が整い、スマートフォンの普及が始まった2010年頃から実用化が始まりました。

例えば、農業分野では位置情報や稼働状況を分析して農作業の効率化を支援する農作機械、アパレル分野ではスーマトフォンで靴紐のきつさを調整できるスニーカー、医療分野では着ているだけで心拍数や心電波を計測できるシャツなど、それぞれの業界の従来の仕事の方法やライフスタイルを変えるような製品が、次々と実用化されています。

もちろん不動産業界も例外ではありません。物件価値向上や賃貸物件の空室対策の打ち手として、家電などをIoT化して操作の利便性やエネルギー利用の効率を向上させる取り組みが注目されています。このような設備(「スマート家電」など)が全体に備わった住宅はスマートホームと呼ばれ、大手企業ではシャープやソニーなどの電気メーカー、大和ハウス工業やミサワホームなどのハウスメーカーといったプレイヤーがこの分野で動きを見せています。さらに街全体がIoT等のテクノロジーを用いて効率化されたスマートシティーの開発も、自治体とディベロッパーやメーカーとの協業体制により国内各地で推進されています。

 

賃貸市場でも導入され始めているIoT

それでは足元に目を転じて、賃貸市場ではどうでしょうか?賃貸市場でも、空室対策にIoTを取り入れるオーナーさんが増えてきているようです。具体的な事例を2つご紹介します。

1つ目は、富山市の木造2階建てアパートの事例です。2019年1月より全12戸にスマートスピーカーを設置しており、スピーカーに話しかけるだけでエアコン、照明、給湯、テレビの操作が可能になっています。他にも不在時に来訪者とスマートフォンで会話ができるテレビモニター付きドアホンや、防犯カメラのリアルタイム映像もスマートフォンで見られるサービスも提供しており、当初予定より4千円高くした家賃でも20〜30代の入居者で満室となっています。IoT機器の導入コストをよく検討した結果、土地を含め利回り10%超えを実現したそうです。

2つ目は、大学進学率や留学生数の増加で注目が集まる学生マンション市場での事例です。大阪市のRC造4階建て全59戸の学生マンションでは、2019年2月より全戸にIoTを導入しており、スマートフォンの専用アプリを使って照明やエアコン、テレビが操作可能。室内温度や湿度計や人感センサーも搭載しており、他人の進入があった際はスマートフォンに通知が入ります。内容は、遠隔地の両親にも共有がなされるのが特徴です。運営会社はこの物件で反応を調査し、他物件展開への検討材料にするそうです。

手軽に導入するなら?おすすめIoT機器5選

先の2つの事例のように、全戸を一度にIoT化するのはなかなかハードルが高いものですが、まずは部分的に、または共有部分から取り組みを始めることも可能です。「電球一つから」、または「インターホン一台から検討したい」、そのような希望に適した製品を5つご紹介していきます。

1. IPCM―LD / IPCM-DW(電球一体型防犯カメラ)

株式会社グローバル・コンストラクションが提供する、防犯カメラとLED電球が合体した製品です。既存器具に取り付けるだけで、音声を含めて映像を24時間録画することができます。映像をスマートフォンで見たり、電球や録画ON・OFFの遠隔操作も可能です。

 

2. Qrio Lock(スマートロック)

Qrio株式会社が提供する「Qrio Lock」は、物理的な鍵の管理をなくし、クラウド上で遠隔地から鍵の開錠・施錠を行うクラウドサービスです。スマートフォンで鍵を開錠・施錠するだけでなく、履歴も記録されているので、セキュリティ面でも安心です。入退去時には今までの鍵は無効化できるので、安全面を考慮してドアノブと鍵を交換する手間がなくなります。

 

3. VL-SWD505KS (ワイヤレスモニター付テレビドアホン)

PanasonicのVL-SWD505KSは、離れた場所からでもスマートフォンを使って訪問者への対応をすることが可能です。来訪者の映像を見ながら会話ができるので、再来訪してもらいたい時間をその場で伝えられ便利です。また留守番中の子供に来訪者対応をさせたくない場合も、大人がスマートフォンで対応ができるので安心です。

4. スマート宅配ポスト(スマート宅配ロッカー) 

LIXIL株式会社の「スマート宅配ポスト・ロッカー」は、在宅時でも外出時でも荷物の受け取りや発送を可能にします。荷物が届くとスマートフォンにお知らせが届き、非対面で荷物を受け取ることができます。また投函や集荷の様子をリアルタイムの映像で見ることができるので、安心です。

 

5.Multifunctional Light(高齢者見守りサービス付き多機能ライト)

 ソニーが提供する「Multifunctional Light」は、スマートフォンとWi-Fi経由で接続することで、テレビやエアコンなどを操作したり、内蔵スピーカーから音楽を流したりすることができる照明器具です。さらに、人感・温度・湿度・照度のセンサー機能も備えているため、高齢の入居者の安全確認や、留守中の侵入者への警告や通知も行ってくれます。(一部機能は法人モデルのみ)

以上、「【2019年最新版】賃貸物件でも!IoTの導入事例とお手軽サービス5選」でした。IoT機器の導入でお客様の反応がどう変わるのか、コストがあまり大きくない機器一つからでも是非試してみてはいかがでしょうか?

※出典:全国賃貸住宅新聞

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