Blog
不動産テック・ITと、不動産仲介の仕事を便利に楽しくする情報

AIによる不動産査定とは? AIによる査定サービス紹介

2020.02.20 更新

  • Facebook
  • Twitter

「AIによる不動産査定とは?」
「AIを使った不動産査定のサイトにどのようなものがあるか知りたい」

本記事はそんな方のための記事です。現在、日本でもさまざまな不動産テックが登場しています。そんな中、AIを使って不動産査定が簡単にできるサービスやアプリが開発されていることはご存じでしょうか。

今回はAIを使った不動産査定について解説します。不動産事業者は特に要チェックの内容です。

この記事の要点まとめ

  • AIを使った不動産査定の特徴やメリットがわかる
  • AIを使った不動産査定のみでは正確な査定ができない理由がわかる
  • AIによる不動産査定サービスのオススメ7選をご紹介


AIによる不動産査定とは?

AI不動産査定とは、これまでにあった不動産取引のビッグデータを活用して、不動産価格を自動で算出することをいいます。

これまで不動産査定を行う際には、公示地価などの公的データや周辺の取引事例などをもとに、エクセルなどを使って価格推定されていました。しかし、AI不動産査定ではそのようなわずらわしい計算をAIが瞬時に計算してくれるため、不動産査定の目安として活用されています。

ただし、AIが参照できるデータはあくまでも「過去の取引データ」なので、確定の査定額としては扱いづらい面があるのも事実。不動産査定には、現場でしかわからないことがあり、査定担当者の経験や感覚が反映される「訪問査定」によってしかわからない要素があるため、AIのみの査定では難しい場合もあります。

たとえば、間取りはデータでわかったとしても、そこに使われているフローリングが劣化しているかどうかまでは、AIには判断しづらいでしょう。

不動産査定は、データには載らない「目利き」が必要な側面もあるので、現場の不動産担当者のほうが、やはりAIより精度が高い査定ができるといわれています。

 

AIによる不動産査定サービス7選

現在、AIを使った不動産査定サービスはさまざまあります。今回は7つのサービスをご紹介します。

HowMa

https://www.how-ma.com/

HowMaは、「株式会社コラビット」が提供する不動産査定サービスです。以下の手順を行うことで簡単に不動産査定ができます。

  1. 自宅に関する項目を入力
  2. AIが瞬時に査定額を算出
  3. マイページでAI査定を確認

HowMaのAI自動査定は、登録した不動産情報を元にAIが自動で家の資産価値を査定するサービス。従来の人の手による査定とは異なり、いつでも好きな時に自宅の資産価値を把握することが可能です。

VALUE AI(バリューアイ)

https://www.cigr.co.jp/biz/value-ai/

「VALUE AI」は、株式会社コスモスイニシアが提供する、投資用不動産AI診断サービスです。オーナーが所有する不動産の「これからの価値」をAIが予測し、時間や場所を問わずWeb上で利用可能。

不動産価値の推移がわかるため、所有の一棟投資用不動産の売却や購入・資産の入替えを検討する時に、客観的な判断材料として活用できます。

登録する保有不動産の基本情報は、所在地・築年数・最寄り駅など、賃料や売却価格の査定に影響する重要な要素のみに限定。より正確な売却査定額を知りたい方には、同社の不動産コンサルタントが専属でサポートします。

IESHIL(イエシル)

https://www.ieshil.com/

「IESHIL」は株式会社リブセンスが提供する、リアルタイム価格査定で、不動産売買をサポートするサービスです。

同サービスは約9,000万件の賃貸情報、売買履歴などのビッグデータをもとに不動産価値を査定。物件の資産価値や利便性、治安・地盤・子育て環境などの項目を軸に、多角的・客観的に評価しています。

また不動産アドバイザーの無料相談サービスがあるので、不動産売買に関する悩みや不安を解決することもできます。

Smart Analyzer(スマートアナライザー)

https://www.rehouse.co.jp/aisatei/

「Smart Analyzer」は、三井不動産リアルティ株式会社が提供する、不動産AI査定サービスです。同社の豊富な取引実績をもとに、所有マンションの推定成約価格を即時にAIで査定。物件の立地・グレード・階数・向きなど、住戸の特徴に応じた価格を算出します。

10秒でDo!

https://www.housedo.com/app/

「10秒でDo!」は、株式会社ハウスドゥが提供する不動産査定アプリです。同アプリは、所有する不動産をAIが10秒で査定。不動産の郵便番号・住所・面積・築年数等の情報を入力するだけで、仲介価格や買取価格の市場相場の金額が表示されます。

さらにメールで詳しい査定を申し込むこともできます。

Opendoor

https://www.opendoor.com/

Opendoorは、アメリカの不動産テック企業「Opendoor Labs Inc」が公開した、アメリカ初のオンライン買取再販プラットフォームです。同社は、オンライン買取再販を主要事業としたビジネスモデルを展開。オンライン買取再販業の先駆者的存在といわれています。

査定をしてもらう方法は簡単で、以下の流れで完了します。

1. 売りたい家の情報をフォームに従って入力。
2. 2営業日以内にメールで仮オファーが、大まかな査定額とともに送られてくる。
3. ホームアドバイザーと電話で相談。
4. Opendoor Labs Incからの最終オファーに納得したら、オンラインで署名。修繕費を差し引いた金額が24時間後に入金。

このようにOpenDoorは、売主の手間をできるだけ省いた買取査定サービスとして活用されています。

【参照】アメリカの不動産テック(サイト・アプリ)Opendoorについて解説

Compass

https://www.compass.com/

Compassは、ニューヨークに本社を置く不動産テックのスタートアップ企業です。アメリカの不動産取引ではエージェントが強い力を持っているため、Compassでは、エージェントを支援するサービスを展開。

契約したエージェントから手数料を支払ってもらうビジネスモデルです。

Compassは、AIを使った不動産テックをエージェントの支援に活用し、不動産取引をサポート。買い手の好みに合わせた物件を、自動検索して提案できるアプリ「コレクション」やSNS集客を分析してマーケティングを支援する「インサイツ」などを提供しています。

【参照】アメリカの不動産テックCompassについて解説

 

【まとめ】AIによる不動産査定について

本記事ではAIによる不動産査定の詳細や特徴、日本・海外の不動産テックについてご紹介してきました。

まとめると、

  • 「AIを使った不動産査定」とは、過去の不動産取引データをもとに自動で査定すること
  • AIを使った不動産査定では、現地調査をした査定担当者にしかわからない細かな査定判断はできないので、正確な査定が難しい場合がある
  • AIによる不動産査定サービスは日本や海外ですでに多く出ている


今後AI不動産査定も含め、日本でもさらに多くの不動産テックが誕生し、作業効率化が進んでいくことでしょう。本記事でご紹介したような情報を活用し、日々の不動産の経営にお役立てください。

本メディアでは、今後も最新の不動産テックの情報などをお届けして、不動産事業者のサポートをしていきます。

賃貸仲介の追客、「電話に出てもらえない!」「メールの返信ない」のお悩みにはコレ!

⼈気記事ランキング

  1. 【不動産事業者向け】不動産取得税とは?いくらかかるのか?(2019年6月現在)
    不動産業の基礎知識

    【不動産事業者向け】不動産取得税とは?いくらかかるのか?(2019年6月現在)

    2019.08.08

  2. 【2019年版】不動産業界におけるAI活用サービス3選
    不動産テック

    【2019年版】不動産業界におけるAI活用サービス3選

    2019.09.19

  3. レインズとは? 仕組み、メリット、登録義務などについて解説
    不動産業の基礎知識

    レインズとは? 仕組み、メリット、登録義務などについて解説

    2019.10.17

  4. 【時流解説】家賃のキャッシュレス化、QRコード決済の現状
    コラム

    【時流解説】家賃のキャッシュレス化、QRコード決済の現状

    2019.12.12

  5. 顧客のEメール離れ、「LINEにすれば万事解決」は本当?不動産業がとるべき対応方法とは?
    不動産テック

    顧客のEメール離れ、「LINEにすれば万事解決」は本当?不動産業がとるべき対応方法とは?

    2019.08.08

  6. 不動産チラシの反響を高める3つのステップ
    不動産業の基礎知識

    不動産チラシの反響を高める3つのステップ

    2019.08.08